こんにちわ、管理人です。
いよいよ待ちに待った春の選抜高校野球が始まりました。
今年のセンバツはどんなドラマが待っているのか、非常に楽しみですね。
今回の記事は21世紀枠で春・夏ともに甲子園に初出場した由利工業について書いていきたいと思います。
この記事は大体こんな感じ!
地域に愛される由工(ゆこう)
工業高校としての技術を活かし保育園に手作りのおもちゃを贈ったり、車椅子の修理を高齢者施設の方々のためかって出たりと模範のような高校です。
そんな活動も評価され春夏通じてのうれしい甲子園初出場となりました。
しかし、過去には地域住民の方々にあまりいい顔をされていなかった時期もあるようです。
由工を変えた「おはよう!」
朝、遅刻してゆっくり通学している生徒、通学のマナーの悪さ…
由工と聞けば地域住民の方々は怪訝そうな顔をしていたそうです。しかし、一人の熱血教師が学校を変えたのです。
2011年に着任した須田数仁部長が「これではいけない!」と立ち上がりました。
毎朝校門前で一人「おはよう!」と生徒に声を掛け始めたのです。
初めのうちは見て見ぬふりをした生徒がほとんどだったようですが、一人また一人と挨拶の和が広がっていったのです。
根はいい子の集まりだったのでしょうね。
すると、不思議なことに遅刻する生徒も減り通学マナーも改善されていきました。
2013年~2015年には野球部員が生徒会長を務めたこともあり、野球部による「あいさつ運動」が開かれるようになったそうです。
今では多くの生徒が礼儀正しくあいさつをします。
結果、地域住民の方々と円満な関係となったそうです。
すると徐々に野球部も結果を残すようになって行きました。
今年の由利工業のここに注目!
各メディアは2017年10月の秋季東北地区高校野球大会における同校のベスト8の成績を評価しています。
特に敗れはしたものの準々決勝、岩手県代表の花巻東高校(OB菊池雄星、大谷翔平他)との試合内容を高評価しています。
6回まで2-0でリードするものの終盤の7回でした。
ピンチに畳み掛けられ4失点するとそのまま無得点に抑えられ惜しくも敗れてしまいました。
甲子園常連とも言っても過言ではない花巻東高校相手に「締まった試合」をすることは並大抵のチームではなかなかできるはずはありません。
投手を中心に徹底的に守備が鍛えられていました。
そんな強豪相手に素晴らしい熱投を演じた佐藤亜蓮投手に注目です。
注目選手の佐藤亜蓮
注目の佐藤亜蓮投手についてご紹介したいと思います。
由利工・エース佐藤亜蓮くん pic.twitter.com/VpQtx4Q7K4
— kikukt (@jp_0319) October 14, 2017
佐藤亜蓮(さとう・あれん)
2001年2月8日生まれ
出身地:秋田県由利本荘市
身長体重:174cm78kg
投打:右投げ右打ち
最速143km/h
変化球はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップを操ります。
スピードの乗ったキレのあるストレートによる、力任せのピッチングだけでは無く、緩急とコースを上手に使える、三振の狙えるピッチャーです。
オリックスバファローズの金子千尋投手を投球フォームの参考にしており、脱力した腕を徐々に加速させ溜め込んだ力をリリース時に一気に爆発させるような、ゆったりと、かつタイミングの取りにくそうな投球フォームです。
高校入学後、1年春から控え投手としてベンチ入りしているところから、監督はじめチームの方々から期待をされ続けていたのでしょう。
2年秋の秋季東北大会では期待に応え、1試合での19奪三振を記録しています。
お父さんも由利工業野球部のOBで当時主将を務められていたとのことです。
しかし、甲子園出場はならなかったそうです。
そこで佐藤亜蓮投手はお父さんの母校を甲子園へ導くことを目標に由利工業への入学を決めたそうです。
センバツ2018結果速報
3月24日 一回戦
日大三 5-0 由利工
注目の佐藤投手ですが、惜しくも初戦で敗れてしまいました。
3回まで1安打無失点の好投を見せたものの、4回に2失点、6回7回8回にもそれぞれ1失点を許してしまいました。
そのままチームは無得点のまま打線の援護を得られずに敗れてしまいました。
勝利した日大三高のスケジュールは以下になります。
http://www.asahi.com/koshien/schedule/
1回戦 日大三高 5‐0 由利工業
2回戦 日大三高 – 三重 3月29日 第二試合 11:30
※雨天等により試合スケジュールが変更になる場合があります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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