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ヘルパンギーナと溶連菌が併発した時の見分け方は?大人と子供の症状をまとめてみた

こんにちわ、管理人です。

発疹が出る感染症は、ほとんどがウィルスによるものです。

前回「のどに発疹ができるウィルス性の風邪」としてヘルパンギーナを紹介しました。

今回はヘルパンギーナに似ているけれど、全く違う「細菌」が原因の感染症、溶連菌感染症を紹介します。


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この記事は大体こんな感じ!

溶連菌という細菌とはなに?

溶連菌というのは略称で、正確には「溶血性連鎖球菌」といいます。

この溶連菌にはいろいろな種類があり、そのうちβ型溶連菌が人間に感染し病気を起こします。

β型にも種類があるのですが、なかでもA群が圧倒的に感染症を起こすといわれています。

このβ型A群のことを「溶連菌」と呼んでいるといってよいでしょう。

溶連菌は身近な菌

医師によると、健康な100人の子どもを集めてのどを調べてみると、最低でも5人くらいの子どもに溶連菌が見つかるといいます。

この溶連菌はほとんど体に影響を与えないらしいのですが、強力な溶連菌だったり、菌が増殖したりすると発病することがあります。

子どもの感染症として耳にした方もいるのではないでしょうか?


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発病する季節は?どんな症状?

1年を通してみられます。

抵抗力が弱っている場合も発症しやすいので、子ども以外に大人の感染もあります。

https://twitter.com/Thomas05743255/status/949084737133359104

そうなると意外と気が抜けないですね。

【溶連菌による扁桃炎】

症状は、のどの痛みと38度から39度くらいの高熱です。

鼻水やせきがほとんど出ないのが特徴です。

のどをのぞくと、扁桃が赤く腫れあがり、白い苔(こけ)みたいなものがべったりくっついていたりします。

また首のリンパが腫れる、舌が赤くブツブツするという特徴があります。(苺舌ともいわれています)
https://twitter.com/RTYxlprdHhJIQdJ/status/965088538352955392

【溶連菌感染症(しょう紅熱)】

溶連菌による扁桃炎に加えて、顔や体に発疹がでる場合を溶連菌感染症とよびます。

体にうすく赤い発疹が出ますが、特に脇の下、そ径部、手や足の甲、ひじの内側などにはっきりした発疹がでます。

かゆみはあまり強くありません。

※素人にはヘルパンギーナや扁桃腺の風邪と似ているように感じますが、医師の所見や経験で、ウィルス性か、細菌性かを判断し、見当をつけそうです。

溶連菌やアデノウィルスの感染は判定キッドが使えるので、はっきり調べてもらいたいときはこちらから先生に言っても良いかもしれません。

ある知り合いは「自分から調べてとお願いした!」と言っていましたよ。

治療には抗生物質

ペニシリン系の抗生物質で治療するのが普通です。

症状が治ったとしても、処方された抗生物質をすべて飲み切ってくださいといわれます。

1980年代頃まで、溶連菌感染症の症状がなくなってからしばらくすると関節が腫れて痛む、高熱が出るという「リウマチ熱」が続発していました。

それによって心臓弁膜症が後遺症として残ると警戒されていたので、これを予防するための抗生物質なのです。

抗生物質は飲みたくないわ!という自然派の方もここは医師のいうことを聞いた方が良いと思います。

※ヘルパンギーナには特効薬はありませんから、治療の仕方も違いますね。

大人もかかる?

飛沫感染や、接触感染が多いので、とにかく子どもが感染したら、大人も要注意です。

家族間で感染する確率は高いので(25%前後)

特に免疫が落ちていると感じているお母さんは、よく手洗いをして、子どもの唾液などには十分気を付けましょう。
(個人的に溶連菌がうつってキツかった友人の話を聞いたことがあります。)

大人の場合、感染しても軽いことが多いので病院に行かない人もいますが、抗生物質できちんと治療した方が安心です。

やっぱり食べ物には気を付けよう!

溶連菌も、のどの痛みが強いので、酸っぱいもの熱いもの、刺激物は避けて、のどの通りが良いものを摂取しましょう!

学校や会社の対応(出席停止あり)

溶連菌は治療開始から2日間(24時間)が停止期間とされています。
https://twitter.com/RTYxlprdHhJIQdJ/status/966136688429826054

大人も2日間は出勤を控えた方が無難です。

症状が軽くても24時間は感染力があるので、十分気を付けましょう。

まとめ

溶連菌は身近にある「菌」で、この菌が感染症を引き起こします。

子どもがかかることが多いのですが、大人も感染します。

のどが痛くて熱が出ると、ただの風邪かなと思いがちですが、咳・鼻水がほとんど出ないのが特徴なので、自分で判断せず、病院に行くことをおすすめします。

知らないうちに周りの人にどんどんうつしていた…なんてことにならないようにしましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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