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新居浜太鼓祭り2017の日程や喧嘩動画は?かきや船御幸とは?

※これらの記事にはプロモーションを含みます

 

四国の中央に位置する、愛媛県新居浜市で毎年秋に開催される

新居浜太鼓祭りを御存知でしょうか?

 

祭りの規模は大きく、四国では

 

徳島県の阿波踊り

高知県のよさこい祭り

 

と合わせて四国三大祭りの一つと呼ばれています。

 

阿波踊りとよさこい祭りが踊る祭りであるのに対し、

新居浜太鼓祭りは激しい男の祭りです。

 

金糸銀糸で彩られた太鼓台と呼ばれる巨大で

煌びやかな山車が練り歩く様は神々しく、

担ぎ手たちの「チョーサージャー!」という

威勢の良い掛け声に合わせて、

まるで生き物のように華麗に舞う姿は圧巻です。

 

また、華麗さ・勇壮さ・豪華さだけでなく、

男同士の意地と意地のぶつかり合いの激しさも

魅力の一つであり、喧嘩祭りと呼ばれるほどの

熱気を持った熱いお祭りです。

 


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この記事は大体こんな感じ!

新居浜太鼓祭りとは?

 

太鼓祭りはその年の豊作を神様に感謝する

ところから始まったお祭りで、

起源ははっきりとはわかっていません。

 

ただ古くは平安時代から始まったといわれており、

古くから地元の人々に愛されてきました。

 

その勇壮で華麗な太鼓台は、現在では太鼓台派遣事業として、

昭和45年の大阪万国博覧会を皮切りに、

国内の様々な展示会に参加しています

 

遠くはシンガポール最大の祭典である

「第21回チンゲイ・パレード」

にも派遣されており、国内外に太鼓台の魅力を伝えています。

 

太鼓台の運航は地区ごとに分かれており、

現在は9地区で合計53台の太鼓台が参加し、

各地区で勇壮な催しが行われます。

 

この太鼓台の大きさは

 

高さ約5.4メートル

長さ約11メートル

重さ約2.5トン

 

にもなりますが、この大きな太鼓台を動かすのは

太鼓台の前後にあるかき棒に配置された

約150人の「かき夫」と呼ばれる男達です。

 

また、かき夫以外にも、進行・演技方法を

笛と旗で指示する「指揮者」

太鼓台の内部に吊るされた太鼓を指揮者からの

指示により叩き、運行のリズムを生み出す「太鼓係」

太鼓台の一番上に位置する天幕の内部で

障害物の撤去を行う「重係」などが、

それぞれの役割ごとに配置されています。

 

太鼓のリズムは常に「ドン、ドン、ドン、(間)」の

4拍子ですが、状況に合わせてテンポが変わります。

街中を練り歩く時などは緩やかでゆったりとしていますが、

祭りのクライマックスであるかきくらべや

見せ場であるさし上げの時は叩くスピードが速くなります。

 

太鼓祭りはその名前の通り、

祭りと太鼓のリズムが一体となったお祭りなのです。

 


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新居浜太鼓祭りの日程は?

 

新居浜太鼓祭りは毎年開催されるお祭りで、

2017年は10月16日(月)~10月18日(水)

の三日間開催されます。

 

この太鼓祭りは新居浜市民には欠かせない大イベントで、

新居浜在住の人はもちろん、新居浜市外に出ていった人たちも

お盆や年末年始には帰らなくても、

太鼓祭りだけは何があっても帰る!

という人がいるほどです。

 

また熱狂的なファンも多く、県内外から毎年10万人以上の観衆が

訪れる有名なお祭りです。

 

新居浜太鼓祭りは太鼓台が壮大!

 

太鼓祭りの最大の魅力は、複数の太鼓台が一堂に

それぞれの太鼓台が持てる力と美しい技を披露し合う

かきくらべです。

 

かきくらべとは文字通り、かき夫達が太鼓台を担ぎ上げて、

その華麗さ・豪壮さをくらべあうことです。

 

街を練り歩く時の緩やかなのどかな様子を「静」とすれば、

かきくらべはまさしく「動」です。

 

街を練り歩く時はゆったりとした

穏やかな速度で進みますが、

いざかきくらべになるとそのゆったりとした

雰囲気は一瞬にして消え去り、

先ほどまでとは全く違う顔を見せます。

 

指揮者は鋭い笛の音色と激しく動く旗で

太鼓係とかき夫達に指示を出し、

太鼓台はかきくらべの臨戦態勢に入ります。

 

指揮者の指示に従い、太鼓のリズムは速くなり、

かき夫達は太鼓台を上下左右に揺さぶります。

 

この激しい動きの中でも指揮者はかき棒の上に乗ったまま、

決して落ちることはなく、指示を出し続け、

この揺さぶりにより太鼓台の装飾である金糸銀糸や

天幕・房などが華麗に舞い、美しい光景を醸し出します。

 

さらに複数台の太鼓台が同時にかきくらべを行うときは、

まさに壮観です。

この美しさと担ぎ続けている時間の長さを

競い合うかきくらべが新居浜太鼓祭りの最大の醍醐味です。

 

新居浜太鼓祭りの喧嘩動画は?

 

かきくらべからの喧嘩は結構激しいものになります。

Youtubeではいくつか新居浜太鼓祭りの動画が

アップされています。

 

 

この動画を見てもわかるように

ぶつかり合うときはかなり激しい攻防が

なされています。

 

もちろん下でもいろいろな

攻防がなされており

観客は巻き込まれないようにしたいですね。

 

新居浜太鼓祭りの船御幸とは?

 

この勇壮な新居浜太鼓祭りですが、

地上だけの祭りだけは収まりきらず、

海上に繰り出す行事もあります

 

この行事は2年に1度行われる船御幸と呼ばれるもので、

地上で見る太鼓台とはまた違った雰囲気と、

海上に映る太鼓台の美しさ・勇壮さで、大勢の観客を魅了します。

 

船御幸は漁師が多い川西地区で行われる行事で、

漁師が大漁を祈願するために行われます。

 

太鼓祭りの最終日である18日の朝に新居浜市港町で

かきくらべをした後、太鼓台が2組に分かれて、

太鼓台を乗せるために作られた台船と呼ばれる専用の船に乗り込み、

漁港内を巡航します。

 

この時、台船の周囲を大漁を祈願するための

大漁旗を掲げた漁船が囲みます。

台船が海上に繰り出したあと、

太鼓台は大漁を祈願して、台船上でさし上げを行います。

 

台船には運行関係者しか乗船を許されていないため、

観客は遠く離れた岸壁から見送ることしかできませんが、

船御幸が開催される年にはこの美しい光景を一目見ようと、

多くの観客が船御幸会場に集まり、大いに盛り上がります。

 

地上でのかきくらべやさしあげも太鼓祭りの魅力ですが、

2年に1度しか開催されない船御幸でのさしあげは、

新居浜太鼓祭りでも最も美しいさしあげと言えるでしょう。

 

新居浜太鼓祭りの注意点

 

かきくらべや船御幸など、太鼓台の装飾や担ぎ手の技を

競い合う美しい面がある一方、

太鼓台同士を激しくぶつけ合う喧嘩も太鼓祭りの醍醐味の一つです。

 

喧嘩は鉢合わせとも呼ばれ、巨大な太鼓台同士が

かき夫達の熱気そのままに衝突し、

会場は大いに盛り上がります

 

これは動画を見ていただいていたので

わかるかとおもいます。

 

喧嘩は予定調和的に行われるものから、

突発的なもの・過去の因縁によるものなど

その原因は様々です。

 

この喧嘩があまりにも激しいため、

警察官や機動隊が出動して、

喧嘩にならないよう規制している程です。

 

喧嘩は祭りの華という見方もあり、

喧嘩を目当てに見物に来る観客も多いのですが、

喧嘩に巻き込まれると非常に危険です。

 

巨大な太鼓台同士がぶつかり合うだけでも十分危険な行為ですが、

ぶつかり合った太鼓台が後ろに下がり、

また勢いをつけて前進しぶつかり合うという行為を、

どちらかが壊れるまで繰り返すことがあります。

 

この時に太鼓台の近くにいては非常に危険です。

喧嘩が発生するような会場は人で溢れかえっているため、

逃げ場はほとんどありません。

 

太鼓台の動きに合わせて人の波が発生し、

身動き一つとれない状態になります。

 

喧嘩は太鼓祭りの醍醐味ですが、

身の安全を考慮して少し離れた場所から

見学するのが良いでしょう。

 

新居浜太鼓祭りのまとめ

 

新居浜太鼓祭りは愛媛県新居浜市という

一地方で開催されるお祭りですが、

その規模は大きく、盛り上がり方も熱狂的で、

「勇壮」「絢爛豪華」という言葉が当てはまる

日本のお祭りの一つです。

 

見ているだけでも美しい祭りですが、

太鼓のリズムは耳で聞くだけでなく、

その振動を体で感じることができるため、

見物客も祭りを体感できる数少ないお祭りです。

 

また、太鼓のリズムが眠っていた本能を呼び覚まし、

体の奥から力が湧いてきて、

じっとしていられず自分も参加したくなる祭りでもあります。

 

かきくらべは一生で一度見ておくべき祭りであり、

古くからの祭りを堪能できること間違いありません。

今年はこの魅力に満ちた新居浜太鼓祭りを

堪能してみてはいかがでしょうか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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