猫の気持ちを簡単に見分ける方法をご存知でしょうか?
実は、見分ける方法はたくさんあります。
「しぐさ」、「行動」、「鳴き声」、そして今回ご紹介する「しっぽ」。
猫はしっぽでさまざまな感情を読み取ることができます。
どうやって見分けるかというとしっぽの振り方です。
今回は猫が「しっぽをぶんぶんぶつけてくる気持ち」を中心に
甘えたいしっぽの動きを一部ご紹介していきます!
この記事は大体こんな感じ!
しっぽの役割は?猫はなぜしっぽを動かすの?
しっぽを動かすには感情表現以外に複数の機能があります。
例えば、
- 体のバランスを保つ
- (寒いときに)体温を保温させる
- マーキングする
などがあります。
「バランスを保つ」ときはしっぽをちょろちょろと左右に動かしている状態です。
人でいうと平均台を歩くときに両手を使ってバランスを取るようなイメージです。
また、「マーキングする」ときはしっぽを真上に垂直に上げて小刻みにプルプルさせています。
これは思いっきり力んでいる・踏ん張るときのポーズです。
室内で複数匹の猫を飼っている際に縄張り争いの手段としてよくマーキングをします。
猫が壁や家具をにおい始めて、しっぽを高々とあげていたら要注意です!
事前に防げるときは素早く防ぎましょう!w
このようにしっぽを動かす理由は様々ありますが、
大部分は感情表現です。
しっぽの振り方を知って猫となかよくなりましょう!
ぶんぶんぶつけてくる気持ちは?
人(主に飼い主)に対して、しっぽをぶんぶんぶつけてくるときは「好き」を表現しています。
猫は飼い主に親近感や好意を抱いている場合に自分のニオイをこすりつけてくることがあります。
具体的には、猫の顔を人の身体にこすりつけてきたり、
しっぽをパタパタとぶつけてくるといった行為です。
なぜそのような行為に出るのかというと、
猫の頬やしっぽの付け根にはフェロモンを出す効果があるため
「自分のものだ!」とマーキングしているのです。
何故か飼い主の顔にバシバシする事が多いようですが、
他のライバルに取られないようにしていると知ると、とても可愛いですよね!
他にもしっぽをぶんぶんするときは?
しっぽを左右に大きく、元気いっぱいにぶんぶん動かすのにはいくつかの気持ちが予想できます。
詳しく見ていきましょう!
理由1:怒っているとき
しっぽをぶんぶんさせてmで一番よく起こりえるのが怒っているときです。
抱っこを嫌がっているとしっぽをバンバンひざにあててきます。
触りたい気持ちは十分にわかりますが、そんな時はいったん離してあげるのが良いです。
他にも、騒音・猫とのケンカ・しつこく触ったりするとすぐに怒ります。
嫌がっている中でも上位の感情表現なのですぐに問題を取り除いてあげると
猫のストレスも軽減されると思います!
理由2:考え事をしているとき
一見、猫はほのぼのとしている印象があるかと思います。
しかし、一生懸命考え事をすることもあるのです!
その時は座りながら地面にたたきつけるかのように
しっぽを縦に動かし方をします!
どんなことを考えているかは分かりませんが、
もしかしたら脱走するにはどの経路を使おうかなどと考えているかもしれません!w
考え事をしている光景を見たら、猫の後をついて行ってみるのも面白いかもしれませんね。
理由3:遊んでほしいとき
おもちゃ・虫・鳥など獲物を見つけたときはしっぽを下げたまま
ぶんぶんと振ることが多いです。
これは、猫が一気に走り寄って奇襲をかけようか、それともじっと我慢していようか、
迷っている状態です。
そわそわしている状態が猫にもあるなんて、さらに愛着が湧いちゃいますね!
理由4:何かをアピールや要求するとき
「ニャーニャー」と鳴きながらしっぽを振って寄ってくることがあります。
これは「ご飯まだ~?」の合図です。
しっぽを振って自分の存在をアピールしているのかもしれません。
そして、お腹が満足すると何事もなかったかのように
自分の行きたい場所へと消えていきます。
もう少したわむれさせて・・・ww
甘えたいしっぽの振り方
ぶんぶんは甘えたいときの振り方ではありませんでした。
では実際に甘えたいときのしっぽの動きは「しっぽをピンと立てる」ときです。
しっぽをピンと立てながら歩いている様子は、甘えたい・喜びの気持ちです。
人懐っこい猫は特にこのしっぽになりやすいです。
その理由と言われているのが、子猫のときは自力で排泄することができません。
そのため、母猫が子猫の肛門を刺激して排泄を補助します。
その名残で子猫が母猫に対して甘える動作のように
飼い主に甘えるときもしっぽが立ってしまうようです。
そんな気持ちで寄ってこられたら溺愛してしまいます!!
逆におしりを隠すかのようにしっぽを下げている時は警戒している状態です。
無理やり一方的なコミュニケーションを取るのではなく、
猫から近寄ってくるのを待っていた方が良いです!
まとめ
しっぽをぶんぶんぶつけてくるときの気持ちは好きだという感情表現のひとつでした。
また、似たようなぶんぶんで全く正反対の感情を抱いている場合もあるので注意しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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