時間が合わずにネットで買ったものを自宅で受け取れなかった、という人は多いのではないでしょうか?
ネットショッピングはますます拡大し、私たちの生活に欠かせないものとなりました。
仕事や急な用事で家を空けてしまい、注文した荷物が受け取れないと、再配達を頼まなければなりません。
しかし、再配達を頼むにしても配達員に気が引けてしまったり、また配達員の負担を増やすことになってしまいます。
そこで現在ではコンビニ受け取りなど、自宅以外の場所でも荷物を受け取ることができるサービスが増えてきました。
今回は、アマゾンで注文した商品を駅で受け取る方法を調べてみました。
この記事は大体こんな感じ!
駅で荷物を受け取れる宅配ボックスとは
このようなロッカーを屋外で見かけたことも多いのではないでしょうか。
本日25日、元町・中華街駅の中華街側改札外コンコースに、「宅配便ロッカー(PUDOステーション)」を設置しました!
お客様がご都合のいい時間に荷物を受け取ることができることができます!!
詳細はhttps://t.co/e6l0uZYVvo#元町中華街#宅配便#ロッカー#PUDOステーション pic.twitter.com/DzT7lDAptu— みなとみらい線 (@mm21railway) January 25, 2018
これはPUDO(プドー)ステーションと言われる、宅配便のロッカーで、色々な駅や商業施設や屋外に設置されています。
PUDOステーションを利用すれば、自分の好きな時に荷物を受け取ることができます。
PUDOステーションは現在、ヤマト運輸・佐川急便・DHL・順豊エクスプレスと提携しており、これらの宅配会社を使用時のみ、サービスを利用できます。
しかもお金は一切かかりません。
PUDOの使い方
使い方は非常に簡単です。
まずネットで商品を注文する際に、受け取り場所を希望のPUDOステーションに設定します。
荷物がPUDOステーションに配達されると、受け取りようのパスワードがメールで送られてきます。
あとは受け取り場所に指定したPUDOステーションで、送られてきたパスワードを入力し荷物を受け取るだけです。
PUDOステーションの操作はタッチパネルですので、誰とも会わずに、何も持っていかなくても利用できます。
PUDOステーション知ってる?
僕ちんリビングから玄関行くまでに配達員が帰って不在票入ってたり、宅配ボックスないから再配達の依頼しょっちゅうしててんけど
使い方はホンマ簡単で受取場所としても再配達としても指定できて4桁パスで自分の荷物入ってる扉が開くねん
近くにある人使ってみて! pic.twitter.com/TNu4t8LsiU— 慈悲深きあべま様 (@596mg) March 20, 2018
家で配達を待つこともありませんので、便利ですね。
ただし、荷物の大きさや重さに制限があります。
縦・横・高さの3辺が合計で100cm以内で、重さは10kg以内という制限があるので、利用する際は注意してください。
アマゾンで使えるの?
アマゾンは今やネットショッピングの最大手ですので、アマゾンを利用する人はかなりいるでしょう。
ではアマゾンで配達先をPUDOステーションに指定できるのかというと、残念ながらできません。
しかし、完全に無理というわけではないようです。
PUDOステーションへ配達可能なのは現在、ヤマト運輸・佐川急便・DHL・順豊エクスプレスのみです。
アマゾンで注文する際には宅配会社を指定することができません。
ですので、これらの会社が宅配する時に限り、PUDOステーションを利用することができることもあります。
ヤマト運輸が配達する場合は、クロネコメンバーズに登録している必要があります。(アマゾンで利用する場合)
商品が発送されるとお届け予定のメールが届きます。
そのメールに記載されているURLにアクセスし、受け取り場所を変更の手続きをします。
これで受け取り場所を駅のPUDOステーションにすることができます。
佐川急便の場合は再配達の場合のみ利用できます。
方法は、佐川急便のWeb再配達受付サービスにアクセスします。
そして不在連絡票に記載されている営業所番号とお問い合わせお荷物番号を入力します。
次に受取場所変更の手続きで、「宅配ロッカーで受け取る」を選択し、あとは希望の駅を選択すればPUDOステーションに変更できます。
いずれにせよアマゾンでPUDOステーションを利用する際には一手間かかってしまうのが現状です。
メリットやデメリット
メリット
PUDOステーションのメリットはやはり自宅以外で荷物を受け取れるということでしょう。
アマゾンではコンビニ受取を指定できますが、名前や住所などの個人情報を知られたくないという人には、コンビニよりもPUDOステーションの方がいいと思います。
一手間かかってしまいますが、女性などはそのほうが安心して利用できるのではないでしょうか。
また、通勤・通学のついでに荷物を受け取れるのもいいですね。
再配達を頼む場合も受け取り場所をPUDOステーションに設定すれば、急な用事が入ったりして家を空けなければならない時にも確実に荷物を受け取れます。
そして配達員の負担を減らすことにもなるでしょう。
ネットショッピングが拡大する中、配達員の負担はますます増えてしまいますので、受け取る側にも送る側にも便利なサービスです。
デメリット
非常に便利ではありますが、デメリットもあります。
それは保管期間があるということです。
PUDOステーションに配達されてから、およそ3日が期限なので、それまでに受け取りに行かないと、宅配会社が回収してしまいます。
そうなるとまた再配達を頼まなければならないので、配達員の負担をさらに増やすことになってしまいます。
ですので利用する際はなるべく期限内に受け取りに行かなければなりません。
それから荷物の大きさに限度があります。
縦・横・高さの3辺の合計が100cm以内で、合計10kg以内でないとロッカーが使えないので注意しましょう。
またアマゾンだと直接受け取り場所に指定できないので、どうしてもコンビニ受け取りにしてしまう人も多いでしょう。
まとめ
・PUDOステーションは駅や商業施設、屋外で宅配物を受け取ることができる宅配ボックス
・ネットショッピングで受け取り場所を希望のPUDOステーションに指定するだけで、誰でも無料で利用できる
・使い方は、荷物がPUDOステーションに届くとお知らせがくる
・PUDOステーションのタッチパネルでパスワードを入力し、署名するだけ
・アマゾンでは直接PUDOステーションに配送先を指定することはできない
・ヤマト運輸で配送される場合は受取場所変更手続を行えば利用できる
・佐川急便の場合は再配達の場合のみ利用できる
・荷物は縦・横・高さ100cm以内、合計10kg以内でないと利用できない
・保管期間はおよそ3日程度なので利用する際は注意が必要
アマゾンで直接配送先に指定できないのは大きなデメリットだと思います。
アマゾンはネットショッピングの最大手ですので、利用者も多いでしょうから、今後配送先に指定できるようになってほしいです。
コンビニ受取だと個人情報が気になってしまいますから、そういった場合はやはりPUDOステーションの方が安心して使えるでしょう。
PUDOステーションの設置場所が増えてきていますので、もっと便利に利用できる日も近いのではないでしょうか。
ネットショッピングを利用するものとしては、早くアマゾンでも直接指定できるようになることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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