皆さんは「幸の薄い役が似合う女優」というと、誰が思い浮かびますか?
おそらく、一番多いのは木村多江さんなのではないでしょうか。
木村さんは「リング〜最終章」、「らせん」の山村貞子役でブレイクしました。
その後も、不幸な女性役をいくつも演じています。
見た目から雰囲気から、薄幸感が出ている木村さんですが、いっこうにプライベートが見えてきません。
木村さんの生い立ちが気になるという人もいるのではないでしょうか。
そこで、木村さんの通っていた学校や、生い立ちなどを調べてみました。
この記事は大体こんな感じ!
木村多江・プロフィール
名前 | 木村多江 |
生年月日 | 1971年3月16日 |
出身 | 東京都 |
身長 | 162cm |
血液型 | A型 |
職業 | 女優 |
事務所 | 融合事務所 |
引用元 | Wikipedia |
木村多江さんは19歳の頃から女優活動を始めました。
当初はテレビではなく、舞台が主な活動場でした。
アルバイトをしながら女優活動を続け、24歳頃からはテレビでも仕事をするようになりました。
そんな中、1999年にドラマ「リング〜最終章〜」、「らせん」で山村貞子を演じたことで注目を集めるようになりました。
その後は「救命病棟24時」や「白い巨塔」などの人気作品に次々と出演。
2005年6月には電通の社員と結婚。
2007年8月には妊娠したことが発覚しました。
この時は、舞台・ドラマの「大奥」に出演中でした。
しかし、木村さんの体調を考慮し、どちらも降板することになりました。
また、ドラマ「上海タイフーン」に主演することが決定していましたが、こちらも制作を延期することとなってしまいました。
その後、木村さんは2008年2月23日に、無事に第一子を出産しました。
そして、木村さんの仕事復帰に伴い、「上海タイフーン」も制作されました。
現在までに、多くの作品に出演していますが、2007年に主演した映画「ぐるりのこと。」では、アカデミー賞最優秀主演女優賞などを受賞しています。
出身高校や大学はどこ?
木村多江の出身校
木村さんは小学校から高校まで、白百合学園に通っていました。
白百合学園といえば、お嬢様が通うというイメージがあります。
おそらく実家は裕福だったのでしょう。
白百合学園高等学校を卒業後は、女優を夢見て昭和音楽芸術学院ミュージカル科に入学。
しかし、父親はこれに猛反対でした。
父親の猛反対
父親に夢に向かっての進路を反対された木村さん。
父親と木村さんは、自然と険悪な関係となってしまいました。
反対を押し切って、目標に進んだ木村さんは、父親との喧嘩が絶えなかったそうです。
そんな中、木村さんが21歳の時に、父親が急死してしまいました。
突然に父親の死に木村さんは、「自分のせいだ」という罪の意識に苛まれました。
喧嘩ばかりで不仲だったからこそ、このような感情が生まれてしまうのでしょう。
この罪の意識は、木村さんの中で長く続きました。
自分の芝居に対しても、妥協は許さず、常に完璧にするようにと厳しくしていたのだそうです。
それによってかなり苦しんだようです。
しかし、父親の死から10年ほど経った頃、「父親が生きていたら、自分の幸せを願うだろう」というように思えるようになりました。
そして少しずつ、罪の意識などから解放され、自分を許せるようになったそうです。
朝から晩までアルバイト
木村さんには弟がおり、当時はまだ学生でした。
学生ということは、どうしてもお金がかかります。
そこで、木村さんが朝から晩までバイトをいくつも掛け持ちし、家計を支えなければなりませんでした。
一日中働き詰めで、一時期は睡眠時間が1〜2時間の時もありました。
このような苦労を重ねて、ここまでやってきたのはすごいですね。
体力的にも厳しかったでしょうし、精神的にも辛かったでしょう。
こうして金銭的に苦労した経験は現在の仕事にも役立っているのでしょう。
このような経験をしている役者と、そうでない役者はどこか雰囲気が違います。
木村さんは作品の中で演じた役柄や、顔や雰囲気から「日本一幸が薄い役が似合う」とも言われています。
やはり、このような生い立ちやこれまでの経験が、木村さんの雰囲気を作っているのでしょう。
しかし、幸薄の役も似合っていますが、幸せそうにしているところも素敵です。
今後、テレビに出演されている姿を見るとこの話を思い出してしまいそうですね。
英語力は?
木村多江の英語力
木村さんは長い間、英語を習っているそうです。
気になるのは、その英語力。
しかし残念ながら、木村さんが英語を話している動画は見つかりませんでした。
しかし、ストイックな面もある木村さんですので、長年学習している英語の力はすごいのではないのかと思われます。
今後、英語を話すような海外の作品などに出演する機会があると良いですね。
木村さんは、2010年にCNNが発表した「まだ世界的に名前は売れていないが、演技力のある日本の俳優7人」に選ばれています。
ですので、海外進出も十分に考えられることでしょう。
英語の他にも日本舞踊やバレエも
木村さんは英語の他にも、昔からバレエや日本舞踊を習っていました。
日本舞踊においては師範でもあります。
バレエにおいては、2004年に映画「花とアリス」でバレエ教室の講師の役を演じています。
まとめ
小学校から高校まで白百合学園に通っていたということで、実家はお金持ちだったのでしょう。
高校卒業後は、女優になるという夢のために昭和音楽芸術学院ミュージカル科に通いました。
そのことで、父親と不仲になってしまいました。
そして木村さんが21歳の時に、不仲だった父親が突然亡くなってしまうという不幸もありました。
それから自分を責めたり、自分に厳しくしたりして過ごしてきました。
さらには家計のために、朝から晩までバイト漬けの生活をしていたこともありました。
しかし、そのような大変な経験が役者という仕事に活かされているのだと思います。
これまでに数々の作品に出演していますが、長年学習している英語を使った役などを、今後見てみたいですね。
他にも、日本舞踊やバレエも習っており、生い立ちから習い事までが意外な木村多江さんでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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