こんにちわ、管理人です。
わんちゃんが急にけいれんして倒れた!
口から泡を吹いて横たわった!
そんなことはめったにないでしょうが、現実として実際にあるようです。
管理人はペットを飼いたいが買えません。
しかしもし買ったなら絶対可愛がります。
そんなペットがそんな状態になったとき、
パニックになる前にできること「てんかん」時の対処法と薬の副作用についてまとめました。
この記事は大体こんな感じ!
神経系の疾患
犬や猫の脳は、人と比べておよそ4分の1の大きさですが、基本的にその構成に違いはありません。
脳の疾患も人と同じように起こるのです。
初めてけいれんが起きた時
けいれんが起きた時は、驚いてパニックになると思いますが、慌てずに、まずは「けいれんしている時間」をはかりましょう。
もし可能なら、スマホなどで動画を撮っておくと後で説明がしやすいです。
押さえつけたりせず、おさまるまで待ち、その後かかりつけの病院に行きましょう。
1回の発作は1~3分くらいのことが多いのですが、30分以上の長時間になると命の危険を伴うので、すぐに病院へ。
症状をみながら必要な検査を行います。
心配するのはとてもよくわかりますが、とにかく信頼できる動物病院へ相談に行くのが一番です!
測りつつ、車で病院に行くのも良いかもですね。
どんな検査をするの?
診察室で行う検査としては、「飼い主への問診」「歩行検査」「姿勢検査」「脳神経検査」「血液検査」などです。
もちろん医療費は10割負担なので、(病院にもよりますが)1万円~2万円は用意しておくと良いですね。
※普通の診察のみなら4000円程度が相場ですが、脳神経検査に3000円前後、血液検査に5000円以上の費用がかかり、それプラス薬代も必要になります。
もっと詳しく脳内を調べるときは、麻酔を使った「MRI検査」「CT検査」「脳脊髄検査」等を検討します。
一般的な動物病院ではできない場合が多いですし、費用も診察や薬代を合わせて10万円前後かかりますので、獣医師とよく相談した方が良いでしょう。
要因は大きくわけて3つ
- 脳や内臓などの病気が原因の場合
- 過度なストレスなど環境が引き金になる場合
- 突発性てんかん
病気や環境の場合は対処によっては軽減できるかもしれませんが、原因不明のてんかん発作を繰り返す「突発性てんかん」は、完治することはほとんどありません。
発作と付き合っていくことになります。(突発性とは、原因不明という意味です。)
発症年齢は1~5歳と比較的若い時期から認められることが多いようです。
猫よりも犬に多く見られます。
すべての犬種に認められますが、日本ではレトリーバー種やシェットランドシープドッグに多く発生しているという報告もあります。
薬は?副作用はある?
治療としては、抗てんかん薬を使用します。
完全に発作がなくなることはまれなので、発作の回数を減らすことが治療の目標になります。
薬は「フェノバルビタール」と「臭化カリ」が多く使われています。
実績があることと費用が比較的安いことで、まずこの2つを試し、これが効かない場合は別の薬ということになります。
副作用
肝臓への負担、消化器官の症状(軟便や下痢、食欲減退など)、倦怠感、ふらつきなどがあります。
その副作用によるストレスからか?イラつく、吠える、毛が抜けるなどの症状もあるようです。
抗てんかん薬は他にも多数ありますが、「ゾニサミド」は個人的に手に入るなど(ネットで買える)でよく聞かれるようになりました。
ただお値段が少し高めのようです。
私のほうで調べてみましたが、以下のようなリンク先で発売されているようですが、実際購入できるところは見つかりませんでした。
その他、いろいろ発売はされてるようですが、個人にというよりは病院関係者向けのような気がしました。
もちろん病院でも処方してもらえるので自分で購入せず相談してみるもの良いかと思います。
環境を整えて発作とつきあう
てんかんの症状はいつ起こるかわからないので、できるだけわんちゃんの行動や顔つきを見て体調チェックすることが大切です。
愛情をかけ信頼関係を作ることは基本ですが、体や四肢をさわること、口をさわることを嫌がらないように育てましょう。
これにより病院での診察が受けやすくなります。てんかんの発作と上手につきあっている方はたくさんいます。
https://twitter.com/sora20070305/status/951961841965481985
上手な薬の飲ませ方
錠剤をのませるコツとしては、
- 上を向かせ、片方の手で犬歯の後ろあたりを持ち、上あごを持ち上げます。もう一方の手で下あごを下げ、口を開かせます。
- 薬をできるだけ舌の奥に置き、飲み込みやすくします。難しい場合は、動物病院などで購入できるインプッター(投薬器)もおすすめします。(ネットでも購入可)
- 薬を入れたら口を閉じ、飲み込ませます。のどをさすってやると効果的。確実に飲み込んだか確認します。
一番のポイントは、投薬が成功したら犬を十分に褒めてやることです!
まとめ
人間の平均寿命が長くなっていることは周知の事実です。
実はそれに伴い、犬の平均寿命も伸び続けていて、今では約14才にまでなっているのをご存知でしたか?(2016年調べ)
愛犬の健康に心を砕き、大切にしている飼い主さんが増えていることが伺えます。
てんかんは完治がまれで長期治療になることが多いと思いますが、可愛いわんちゃんのため、寄り添って歩んでいってくださいね。
そのためにも情報を調べたら病院で相談する癖を身につけましょう。
自分勝手にやってはそれが逆効果の可能性もあります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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